BOBBY

blixen2007-02-24

 懸案だった授業参観を終えて(なぜ毎回授業参観にあたってしまう?)、完全に緊張の糸が切れてしまった。勤めの帰りにTOHOCINEMAS南大沢に寄って、今日封切りの映画BOBBYを観た。
 映画は、1968年のローバートケネディの暗殺をテーマにしている。といっても、暗殺事件そのものの映画ではなく、ケネディが暗殺された日、暗殺された場所であるアンバサダーホテルを舞台としたさまざまな人間ドラマがメイン。グランド・ホテル形式の映画(映画の中にグランド・ホテルへのオマージュのシーンがある。)なので、ストーリーはともかく出演キャストが豪華。デミ・ムーアシャロン・ストーンの対決(?)シーンとかアンソニー・ホプキンスハリー・ベラフォンテの渋い演技とか、エミリオ・エステヴェスマーティン・シーン親子共演とか(共演シーンはなかったけれど。)、デミ・ムーアの今のダンナさんのアシュトン・カッチャーイライジャ・ウッドリンジー・ローハン、その他にも思いつくままにあげてもヘレン・ハントローレンス・フィッシュバーン、ウィリアム・メイシー、ヘザー・グラハムなんかが出ている。個人的にはクリスチャン・スレイターを久しぶりにみたなあって感じ。あと、チャーリー・シーンがいなかったのはなぜなのか?やはり兄弟仲が悪いせいかと勘ぐった。とまあキャスト先行のドラマなんだけれど、中身も地味ながらしっかりしている。ケネディの出演シーンや演説シーンは当時の映像を使ってるし、最後のほうでえんえんケネディの演説シーンが流れたり、主張はかなりはっきりしている。それでも辟易しないのは小さい人間ドラマが結構丁寧に描かれているからだろう。久々みごたえある映画をみた。
 この日はこの後もう一本「バブルへGO!タイムマシンはドラム式」もみた。ふざけた内容といえばそこまでだが、バブルの頃の生活を再現しているところが面白かった。