今年もかきおさめ

12月はほとんど何もかかなかったけれど、年末は帰省するので今日でかきおさめです。

今日は掃除したりとか年賀状出しにいったりとかで特筆すべきことは何もなし。まあ今年最後に最近観た映画を列挙しておこうかな。
「マダムと奇人と殺人と」(DVD)ベルギー映画。ヨーロッパの国々も結局はアメリカ映画におされて、どうしてもこういうコメディばっかりつくるんだよね。マグリットがモチーフのお墓とかが面白い。
「007 ドクター・ノウ」(DVD)この映画の冒頭シーン、007シリーズの最高傑作じゃないかな。すごく好き。
父親たちの星条旗」(映画館)この映画のモチーフというか主題の切り取りかたはとても面白かった。やっぱりイーストウッド作品に女はいらないんだな。
プラダを着た悪魔」(映画館)メリル・ストリープが迫力あって面白い。アン・ハサウェイには共感できないところに自分の年齢を感じた。
7月24日通りのクリスマス」(映画館)思ったほど面白くなかった。せっかく邦画ブームなのにこういう映画つくっているとまたブームに終焉がくるであろう。
「007 サンダーボール作戦」(DVD)ショーン・コネリーの007の中では一番面白くなかったかな。
「アイランド」(DVD)マイケル・ベイの映画は実に「映画っぽい」。映画が映画っぽくて何が悪いんでしょうか。(いや悪くないんじゃないでしょうか。)
「銀河ヒッチハイクガイド」(DVD)イギリス人のシニズム全開映画。実は相当はまった。映画のマーヴィンはあの「パラノイド・アンドロイド」のモデルだよね?
ウォーク・ザ・ライン」(DVD)まあまあ。そんなに好きな類の音楽じゃないから。
シン・シティ」(DVD)スタイリッシュではあるけれど・・・・・。普通に面白かった。
「僕と未来とブエノスアイレス」(DVD)最近南米の映画お得意のテーマって感じの映画。でも観てみるとやっぱり面白い。
眠れる美女」(VIDEO)なんだかかなり笑える映画だったな。映像化するとこんな喜劇になっちゃうのか。原作も確かに滑稽ではあるけれど・・・。
「007 ダイヤモンドは永遠に」(DVD)やっぱりショーン・コネリーのボンドシリーズは面白い。
おいしい殺し方」(DVD)これも相当にはまった。会話がここまで楽しい映画っていうのもないね。とにかくケラ作品は大好き。
「アイ・ロボット」(DVD)かなり重いテーマなのにあまり考えさせないところがさすが!かもしれない。
たそがれ清兵衛」(DVD)真田広之宮沢りえって華がある俳優なんだとよくわかった。山田洋次監督って本当、人が好きなんだな。(自然はあまり撮れないのかな?)
かもめ食堂」(DVD)カウリスマキ作品の常連さんまで登場してなかなかすごい映画。脱力系っぽく見えるけれど、ヘルシンキで女3人であんな風に生きていくとなったらとてつもなくエネルギーが必要だろうなあ。
阿修羅のごとく」(DVD)向田邦子はすごい。この映画みていたらテレビドラマをくっきりと思い出せた。訳のわからない子供のときにみたドラマを今これだけ鮮明に覚えているっていたことに感動。
イカとクジラ」(映画館)これ本当に面白い映画だ。予定調和的なところが全くなくて、好きな類の映画だなあと思った。
蝉しぐれ」(DVD)これもテレビ版のほうがよかったかもな。
「ルパン」(DVD)クリスティン・スコット・トーマスを久しぶりにみたけれどキレイだなあ。
美しき運命の傷痕」(DVD)キエシロフスキが原案だった。確かに王女メディアは迫力あるモチーフで、この映画にもそのモチーフは本当によく表現されているけれど、だからといって映画が面白い訳じゃないのが残念。
硫黄島からの手紙」(映画館)バロン西がここにいたっていうのを知らなかった。非常に色々考えてしまう映画ではあった。
犬神家の一族」(映画館)元祖二時間ドラマって感じだが、昔感じたおどろおどろしさはあまり感じなかった。
「007 カジノロワイヤル」(映画館)エヴァ・グリーンはいいなと思った。カジノが主題だと途中少したるむ。
「武士の一分」(映画館)木村拓哉のコミカルな感じがいいととか檀れいがきれいだなっていうのは思った。ただ話が時代劇の典型すぎてどうもピンとこなかった。
ブロークバック・マウンテン」(DVD)アン・リー作品の映像の色彩はいつも好き。テーマも描かれているようで描かれていないものだったと思う。とてもよい映画だったと思う。
「クラッシュ」(DVD)民族モザイクがテーマの結構深刻なアンサンブル映画。モチーフがしっかり描かれているのに共感。でもピースがきっちりはまりすぎている。
シリアナ」(DVD)ニュースとしては面白い映画だが、映画としてはわかりづらいニュースだった。

まあこんなところです。中にはゆっくりと感想を書きたい映画もあるんだけれど、時間ないのでここには書かない。あと、最近読んだ本もまとめておきたいけれど、それは年明けにしよう。