近況

今週のことを備忘録としてまとめておきます。

10月24日(火)
勤務先が休みだったので、博物館・美術館めぐりはお休み。夕方から南大沢で映画「手紙」の試写会。映画館の入り口でハンドタオルをもらった。どうやら号泣する映画らしい。東野圭吾原作も読んでいなくて、大筋からいって自分では映画館では観ないだろうなと思っていたので、試写会で観れたのは嬉しいんだけど・・・・。弟の学費を払うために兄が強盗に入り、殺人を犯してしまう。ストーリーは服役中の兄と弟の手紙をめぐって進んでいく。テーマは結構重いし、感動的ですらあるんだけれど、あんまり泣けなかったかな。テーマ上、映画よりは本で読んだほうが感動できるかもと思った。役者は山田孝之とか玉山鉄二などはうーん、いいのか悪いのかよくわからない。でも沢尻エリカはいいと思った。この女優さんはドラマやCMでみるたびに感じがちがうし、いい意味で表情が定まっていないなと思うので少し気になっている。この映画の役もよくわかんないところあるんだけれど、でもいいかなと思った。帰り、サーティーワンでアイスを食べた。マジカルミントナイトっていう味。サーティーワンでアイス食べるのも久しぶりなんだけれど、キャラメルリボン以外を食べるのは軽く数えても10年以上ぶりかな。毒々しい色のわりに味はおいしい。限定味らしいので、また食べたい。

10月25日(水)
レディースデイなので、また映画。また南大沢。「ブラック・ダリア」を観た。原作のジェームズ・エルロイ大好きだし、デ・パルマだって大好きですけど、まあ予想通りのできかも。予想通りというのは、まあ普通に予想通りによくできているってことです。でも予想以上にいい訳じゃない。そもそもこの映画の原作はエルロイ作品の中でも実際の迷宮事件を取り扱っている歯切れの悪さみたいなものがあってすっきりしないのに、デ・パルマのストーリー運びのもっさり感がそれに見事にのっかちゃっている。同じエルロイ作品の「LAコンフィデンシャル」と比べると何もかもが雲泥の差だ。それに役者が・・・ジョシュ・ハーネットにスカーレット・ヨハンソンヒラリー・スワンク。今まで別に好きでも嫌いでもなかったが、この作品にはあってねー。唯一、アーロン・エッカートは良かった。でもここまでいいながらもあのエッカート墜落シーンのあたりはやっぱりデ・パルマしかとれないんだよね。あれだけで感動して帰った。

10月26日(木)
新宿の損保ジャパンの東郷青児美術館にウィーン美術アカデミー名品展を観にいく。先週の原美術館(ここ本当に良かったんですよ。もっといろいろ紹介したいけれどここに書きそびれちゃった。)といい、このウィーン美術アカデミーといい、最近はロケーションで大当たりしている。ウィーン美術アカデミーはウィーン美術史美術館よりずっと小さい美術館だけれど、なにげに名品がある。今回も結構いい作品が来てました。さすがにボッシュは来なかったか。でもクラナッハの作品が多く来ていたし、ミヒャエル・ヴッキーのあのナポリの月をまたみれると思わなかったよー。感動。あとローベルト・ルスの作品っていいな。


今日は仕事帰りに新宿のHMVに寄った。今週は同じくHMVのインターネットの50%セールでレディオヘッドのDVD(2本)とミューズのDVD、それからダフトパンクのCDを買ったばかりで控えたかったのだけれど、ゴールドメンバーの3倍ポイントセールに釣られてしまった。結局、ドラマ「のだめカンタービレ」に洗脳されてガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」(もうすでに2枚持っているけれど演奏が気に入らないので。)、それからビル・エヴァンズの「QUINTESSENCE」、「TRIO64」、それからBENTの「INTERCEPT!」を買う。まあCD買うのも久しぶりだからいいか。BENTはまた日本に来ないのかな?

そして今の私は・・・・仕事に追いまくられている。この週末、多分、寝る暇ない。今もブログをきちんと書いている暇はまったくない。けど・・・・このメモを書いていたらそうなった理由が何となくわかった気がした。ガッカリ。それじゃあ、仕事に戻ります。