「ポンペイの輝き」展

 今日、渋谷のBunkamuraミュージアムでやっている「ポンペイの輝き」展をみにいった。ポンペイ展は何回かみにいったことあるけれど、今回の展示はポンペイ以外の遺跡から発掘された展示品があるのが特徴である。ポンペイ展のすごいところは、やはり古代ローマ人の生活が瞬間密封されてしまったような遺品の数々。物が訴えてくる力なんていうと宣伝文句みたいで嫌だが、何度みてもやはり吸い込まれる。でも今回の展示でいちばん恐ろしかったのが、船倉庫で出航を待っていた犠牲者たちの遺体の型取り。断末魔の叫びとがそのまま聞こえてきそうな状態で、私は絶対気に入るはずとか同僚に言われたけれど、悪夢そのものだった!