有頂天ホテル

 今日は一日、雨で寒かったけれど、夕方にTOHO CINEMAS南大沢に「有頂天ホテル」を観にいった。映画なのに密室劇の舞台をみているような面白さだった。去年、「笑の大学」(三谷幸喜作品だが、監督はやっていなかった。)がとっても面白かったわりには、舞台みたいな緊迫感が出ていなくて、映画としては空回りしていたのとは違っていた。あれだけいろいろな役者が出ていてキャラクターがみんな個性的。群集劇としてもかなり面白い。それにどことなくクラシックなイメージのする映像で、はしばしにあの古典的名作「グランドホテル」へのオマージュが出てきて、ちょっと嬉しかった。

 あと、今日は昼間に昨日買い忘れた「のだめカンタービレ」の14巻を手に入れた。こちらも相変わらずハチャメチャな展開で笑えた。最近、すぐに気分が暗くなるんだけれど、やっぱり人間、笑いが一番大切。ごく当たり前のことを実感した一日であった。