週末

 この週末は職場でマンガを借りたのでそれをせっせと読むのに費やされた。
 浦沢直樹PLUTO小畑健のDEATH NOTE、こんなにいっぺんにマンガを読んだのは久しぶりである。結構、疲れるもんだな。でもPLUTOは、感動した。

 週末に集中的に聞いたのは、まず先週にアマゾンで購入したKRAFTWERKのMINIMUM-MAXIMUM世界各地のライヴを集めた2枚組のCDである。昔はそれほど好きじゃなかったんだけれど、このライブCDは楽しい。テクノとしては、本当はもう少し生音にこだわるつくりのほうがふだんは好き。でもKRAFTWERKは逆に徹底的に電子音にこだわるところが(しかも古き良きピコピコした音)最近、見直せるようになってきたのかなと思う。
 後、先週、購入したのが、遅ればせながらのCOLDPLAYのX&Y。いつも思うのだけれど、COLDPLAYって、好きなんだか好きじゃないんだか自分ではよくわからない。少なくとも嫌いではない。あのベターッとしたセンチメンタリズムを好むかどうかの問題。私個人としては、センチメンタリズムに堕することなく、リリシズムに踏みとどまれるバンドの方が好み。(まあ、そこら辺の差って自分でもビミョーなのだけれど・・・。)でもCOLDPLAYは、ある日、突然、「いいなあ」って思えることがあるので、こわい。
 それから職場で借りたのがMAROON5のSONGS ABOUT JANE。美しいですね、メロディー・ラインが・・・。こういう美しいメロディーの曲を最近聴いていなかったかもしれない。ちょっとショックを受けた。一体、私はどういう音楽を聴きたがっているんだろう?考え込んだけれどわからなかった。

 『「恋する身体」の人間学小浜逸郎ちくま新書を読み終えた。なかなかわかりやすい本ではあるけれど、ちょっと散漫。恋愛に関する哲学のいい本ないと思う。