映画 『女は女である』

 もっと日記書かなきゃいけないと思いつつ、この一週間、忙しさにかまけてブログに書けるようなことは、ほとんど何もしないで過ごしたような気がする。(すごーく、反省)
そんななかでの備忘録。
 
 読んだ本:フィリップ・K・ディック『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』
すごく、はまった。目の前の出来事がリアルかドラッグによるフラッシュバックかわからなくなるって感覚が、読んでて病みつきになる。でも一週間で一冊しか本を読んでいないっていうのは、ちょっと情けない事態かな?

 5月26日(木)池袋のジュンク堂書店で、吉見俊哉と若林幹夫の『東京スタディーズ』についてのトークショーがあった。(後は、『メディア・ビオトープ』の水越伸がいた。)
1980年後半からの吉見先生、若林先生、水越先生の問題意識やその変遷を聞いて、学生時代に先生たちの仕事にすごく憧れ、啓発された自分をちょっと懐かしくおもいだした。と同時に、自分が放擲している研究のことをちょっぴり苦々しく思ったし、いつかはがんばらなきゃなと思った。こういう刺激は、とっても大事だと思う。(本にサインしてもらったのが嬉しかった。)
 
 先日の日本vsペルー、日本vsUAE戦もかなりショックだったんですが、個人的には、ヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグの決勝戦ACミランの敗北に打ちのめされました。明け方からみていて、仕事に行く直前までみていたけれど、まさかあんなふうに終わるとは・・・。あの日は、すっかり労働意欲減退。今でも思い出すとがっかりしてしまいます。

 観た映画:ここ数日、繰り返し観ているのが、ゴダールの映画『女は女である』。ゴダールの映画はなんだか敷居が高くてあんまりはまっていないつもりだったのだが、先週あたりから、突然、『女は女である』を観たくなって何度か観ている。これがすごーく面白い。前に観たときは、アメリカのミュージカル映画を意識した斬新な演出ばかりが鼻についたのだけれど、今回はアンナ・カリーナのかわいさやジャン・ポール・ベルモンドのノリがよいと思う。それにストーリーもとにかく面白い。


 あと、今日、はじめて剣道の試合を見に行った。(見ていて、結構、面白かった。)私の勤務校の剣道部って弱いのかと思っていたけれど、今日はすごい活躍だったと思う。都大会が楽しみ!