映画 『キングダム・オブ・ヘブン』

 先週は、声が出なくなってしまい、なんか調子がでなかった。勤めと家の往復って感じでほとんど何もやっていない。そんな中でやったことといえば・・・

 1、 剣道、はじめた。(ゴールデンウィーク前からはじめたのだけれど、苦労しています。けれど新しいこと始めるって結構、楽しい。)
 2、 TAHITI80の「フォスバリー」を聞いた。人から借りたアルバムなのだが、きれいでさわやかなサウンドだった。お手軽に聞けるのがよい。
 3、映画『ブレードランナー 最終版』のDVDをこの一週間、繰り返し観た。何度観てもよい。最高のSF映画だと思う。ディックの原作も大好き。ただ今回、最終版みていたら、前に観た完全版とはずいぶん違うという印象を受けた。結末の違いとかそういうことより、記憶していたシーンがなくなっているという感じがした。完全版より最終版はシーンが少ないのだろうか?それとも原作で印象が強かったシーンを自分で勝手に映像化してしまっているのだろうか?
 4、 映画『ファミリー・プロット』をDVDで観た。ヒッチコックの最後の作品らしい。ストーリーがすごく面白かった。霊媒とタクシー運転手のカップルと宝石泥棒のカップルのいきちがいから起こる犯罪が絶妙だった。ヒッチコックの初期の作品に比べると、テンポがよくてユーモラス。でもしゃれた会話(くどい会話ともいえるけれど)はない。

 そして、昨日、久しぶりに映画館に行き、映画『キングダム・オブ・ヘブン』を観た。リドリー・スコットの映画でオーランド・ブルームの主演の映画。第3回十字軍のサラディンによるイエルサレム攻略が主題の歴史映画ということで観にいったのだけれど、歴史映画としてはまあまあ。リドリー・スコット監督っていうとグロいシーンが独特な皮膚感覚で迫ってくる映像が得意だと思うけれど今回もそれは健在。ハンセン病に侵された仮面のボードワン4世が結構強烈なキャラクターだったかな。