SOUNDZ FROM GERMANY 2005
今日は、夜、渋谷(SHIBUYA O-EAST,O-CREST)でライブ。「SOUNDZ FROM GERMANY 2005」っていうドイツのポップ・エレクトロニカのバンドを一同に集めたおいしすぎるライブだった。昨日と今日と二日続けてあって、前もって出演者のコンピのアルバム買って聞いてみたら割とよくて、本当は全部行きたかったけれど、お目当てをマウス・オン・マーズにしぼって、結局、今日だけ行くことにしたのだ。
会場には、10分前くらいにいった。結構、すいていてあっさり最前列近くの真ん中の場所 がとれたので、結局そのまま動かず、O-EASTのバンドだけを聞いた。(O-EASTとO-CRESTの会場は行き来自由。)
一組目は、MIA.
女性ボーカリストのエレクトロ・パンクのバンド。ドイツでは有名らしいけれど、私は、はじめてだった。ボーカリストのMIEZEがすごくパワフル。声はクリアでよく聞かせる。バンドも存在感あるし(みんなでかいし、よく動き回る。)、最初からわりとノれたと思う。
二組目がLALI PUNA
前もって3RDアルバムのFAKING THE BOOKSを聞いていて、これがなかなかよいアルバムだったので、すごく期待していた。でも、今日は残念だけれど、イマイチだったかな?いやあ、ボーカルはとってもきれいだったし(何か必死さが伝わってくるような感じ、シャイなのかな。)、音もそんなに悪くなかった。けれど、ベースがすべてをぶち壊してた。ベースが目の前にいたからかもしれないけれど、ベースの音だけ立っちゃって、ボーカルにほとんどかぶさってしまった感じになった。しかもそんなにうまくない。途中で、ベース死ねって思った。
そして三組目がMOUSE ON MARS
もうこれが予想をはるかに超えてすごかった!CDで聞いている限りでは、まったり系ライブなのかと思ったのだけれど、全く違う。素人目にもあきらかに音が凝っている。とにかく迫力ある音なんで、こちらも完全に煽られた。息もつかせぬって感じで次々とホットな音が繰り出されてくるので、会場もノリにノッていた。特にACTIONIST RESPOKEあたりの盛り上がり方はすごかったなあ。私も楽しすぎて、失神するかと思った。表現主義っぽいスクリーンの映像も結構気に入った。単独で、またきてほしい。あと、ヤン・ヴェルナーは間近でみたら、カッコよかった。
ライブ終わったら、PM10:45。帰ってきたら、今日も午前様だった。
その他では、今日は、後、昼間に吉見俊哉の『リアリティ・トランジット 情報消費社会の現在』を読了。80年代後半から90年代の社会的な事件についての社会学的な考察を加えた評論集なのだが、2005年の今から読むと結構新鮮な部分があって、面白かった。
それから、映画『スナッチ』をDVDで観た。犯罪映画は、こうこなくちゃって感じの映画だった。面白すぎるキャラに、テンポがよいストーリー。楽しかった。