備忘録など

　最近、ずっと風邪をひいてしまい、長らく日記を書かなかった。というわけで、その間のことをアットランダムに・・・・。

観た映画：なし
読んだ本：

吉見俊哉・若林幹夫編著　『東京スタディーズ』
東京を色々なテーマ、キーワード、記号から読み解いていった本。自分の東京に関する目線をもう一度確認する意味で非常に役に立った本。

フィリップ・Ｋ・ディック『ペイチェック』
ディックは大好き。基本的には100円で手に入れた本を中心に読んでいる。これは同名の映画の原作が入っている短編集。一度、読んだ短編も結構あったのだけれど、やっぱりディックは面白いなあ。
聞いた音楽：
風邪をひいた時は、RADIOHEADのKID Aをエンドレスで聞くことにしている。ぐちゃぐちゃの気分がさらに加速するのだが、なんだかやめられない。
行った場所：
秩父、羊山公園に芝桜をみにいく。行った先で、発病。

今回の風邪は、熱は出なかったのだけれど、のどは痛くなるし、お腹の調子は悪くなるし、咳や鼻水もひどかったし、なんだか大変だった。

今日は、久しぶり気分もよく、待ちに待ったゴールデンウィーク（昨日から休みははじまっているけれど）ってことで、家でDVDを観た。

まずは、もう何度も観たことがあるヒッチコックの『裏窓』。
ヒッチコックの映画の中では、これが一番好き。ウィリアム・アイリッシュの原作も好きなんだけれど、映画の方は、本当、いつ観てもよい。この映画のジェームズ・スチュアートとグレース・ケリーはまあまあ好き。でも、とにかく映画の中のニューヨークの下町のアパートの様子がよい。裏窓にうつる私生活の映像がなぜか見飽きない。今回も面白すぎた。

もう一本みたのが、『10億分の１の男』。最強の運を持つ男の話。『アンブレイカブル』にちょっと似ているかな？モチーフとか出だしの部分は、結構面白かったのだけれど、物語がすすむにつれ拡散してしまったと思う。後半、少しテンポが落ちてしまったのもなんだかなって感じだった。