映画 『未来は今』

 
 今日は、犬の散歩しがてら、近所で花見をした以外は、一日家にいたので、読書したり、DVDで映画を観たりした。観たのは、コーエン兄弟の映画『未来は今』。話は、1950年代のニューヨーク。ある大企業の社長が摩天楼のオフィスから飛び降り自殺をはかるのだけれど、その社長の株の独占をたくらんだ重役たちが、わざと無名の若者(ティム・ロビンス)を社長に任命して、株の値を下げて買占めようとした。ところが若者は予想に反して活躍してしまい・・・っていう内容。ストーリーは、結構メルヘンっぽい。皮肉なところもあるのだけれど、全体的にはハートウォーミングな映画。でもそれがよい。ティム・ロビンスはもともと好きな俳優だから、こういう映画で観られて嬉しい。(ロバート・アルトマンの『ザ・プレイヤー』を観たいのだが、ビデオないのかな?観たことない。)あと、秘書になりすまして会社の内部を暴こうとした女性記者を演じたジェニファ・ジェイソン・リーのセリフ回しとポール・ニューマンの悪役ぶりが面白かった。

 BECKのGUEROを聴いた。なんだか色々な種類の音楽が入ったアルバムだなと思った。とっても聴きやすいし、音楽も悪くない。ただちょっと決定打に欠けるって気もしたのだけれど、まあ他のアルバムも含めてじっくり聴いてみたい。

 あと、ここ2、3日、勝手にルネサンス・モードに入ったZERO7。去年出たアルバムWHEN IT FALLSを聴いた。テクノともつかず、ソウルともいいがたいけれど、音がやっぱりすごくよい。ヴォーカルの入り方がとにかくいいんだよね。ああ、だんだん中毒だ。