映画 『ディボース・ショウ』


 今日は、昼間は城ヶ島に出かけた。春の海は気持ちがいいですね。もうここから動きたくない、何もしたくないって気分になった。

 夜は家で映画『ディボース・ショウ』をDVDで観た。コーエン兄弟の映画は大好き。「バートンフィンク」「ファーゴ」「ビッグ・リボウスキ」「バーバー」あたりは、かなり好き。キレたセリフのやりとりと嬉しいのだか悲しいのだかよくわからないストーリー、独特なテンポにいつも魅かれる。で、この作品だが、婚前協約書(っていうの?)をめぐるドタバタが面白いストーリーだった。途中、ありきたりのヒュマンストーリーへと盛り上げておきながら、後半いっきに落としてくるところなんかはいつものコーエン節で面白いと言えば面白いんだけれど、なんかその一本技のみって感じもしなくもなかったな。「オー・ブラザー」のときも感じたけれど、ジョージ・クルーニーに遠慮がある?妙な人たちの群集劇としても今回は一歩及ばずって感じもした。(ジェフリー・ラッシュやビリー・ボブ・ソートンはおかしかったけれど・・・。)ロバート・アルトマンはまだ遠い。